
生まれたての赤ちゃんってほくろがないことがほとんどなのですが、それはどうしてでしょうか?
そう、お腹から出てきたばかりの赤ちゃんはまだ紫外線の影響を受けたことがないので、肌がシミになるほどのメラニンを生成したことがないんですよね。
できれば赤ちゃんのような美しいくすみのない肌になりたいものですが、シミや黒ずみはそもそもどうしてできてしまうのでしょうか?
この記事の目次♪
体のくすみはどうすればなくなる?美白になるメカニズムってどうなっているの?
まずシミと言うのは日焼け(紫外線の影響)によって、肌が自己防衛機能としてメラニン色素を生成し過ぎたことや、生成されたメラニン色素が正常なターンオーバーで排出できなかったことによって生まれてしまいます。

引用元:1star.info
シミや黒ずみはどうしてできる?
体に受けてきた紫外線の総量は年齢が上がるごとにどうしても増えるので、高齢になると顔や体にシミが増えるのはこのためなんですね。
一方で部分的な黒ずみは肌着との摩擦などによって色素沈着が起こることでできてしまいます。色素沈着というと、ニキビ跡や火傷跡、虫刺されの掻き壊しの跡も黒ずみになることがありますね。
肌の全体的なくすみは、ターンオーバーの乱れや生活習慣の乱れによるものや、血行不良によるものなどが代表的です。
美白成分はシミや黒ずみにどうして効果あるの?
基本的には、身体に対する美白のボディクリームというのは肌の色を元々の色より白くするということはできません。しかし、シミやソバカスを防ぎつつ、持って生まれた肌の色に近づけ、キープすることは可能です。
というのも、美白クリームなど「美白製品」というのは、肌のターンオーバーを促進し、またこれからできるシミやソバカスを防ぐ効果があるように作られているからです。
製品によっては、角質ケアができるものもあり、そういったものは肌をクリアにすることもできる場合があります。ですから顔に限らず体の美白製品も、角質ケアとターンオーバーの促進、そしてシミやソバカスの予防の働きで、肌を美白へと導いてくれるというわけです。
美白のためのボディクリームの上手な選び方って?
ボディクリームを使うことで美白を行いたい人は、クリームの成分にこだわってみると、より効果の高いボディ美白ができるでしょう。
例えば保湿に特化したボディクリームだけを塗っていても、美白効果はほぼありませんが、保湿+美白の効果があるボディクリームなら、肌を正常に保ちながら美白をすることができるので、肌を健康で美しく保つことがしやすくなります。
その際に、同じ美白クリームでも「配合されていた方が効果が高い」と言われる成分が入っていた方が、期待した効果を得やすくなります。

引用元:マイナビウーマン
美白効果が高い成分としては、「ビタミンC誘導体・アルブチン・プラセンタエキス・ハイドロキノン・エラグ酸・ルシノール・マグノリグナン・コウジ酸・トラネキサム酸・カモミラET」などになります。
ビタミンC誘導体やアルブチンなどは厚労省が認可している「美白に効果がある」とされる成分でもあるので、使いたいクリームにこうした成分が配合されているかどうかを調べるのは大事です。
美白クリームの効果が上がる使い方ってある?
体のケアだけでなく、顔も同様ですが、お肌のケアというのはお肌が柔らかい時に行うのが肝心です。ですから、1日にうちで最もお肌が柔らかくなり、その後の活動も少ない「夜のお風呂上がり」にケアをするのが1番効果的。
さらにお風呂上がりの肌と言うのは水分の蒸発によって急速に乾燥が進む状態なので、タオルで軽く水分を取ったらすぐにクリームでケアをするのがおすすめです。
水分が蒸発して、肌が乾燥してからクリームを塗ると、その摩擦さえも肌の負担になりますが、水分が肌に残っている状態なら、クリームが少量でも伸ばしやすくなし、より多くの水分を閉じ込めることができるようになるのです。
さらに肌のくすみが気になる人は、朝起きた時に、ボディクリームと日焼け止めを塗ってから外出をすると効果が上がりますよ。
ボディクリームだけを塗布しただけでは何とボディクリームの油分が余計に紫外線を吸収しやすい状態を作ってしまうのです。ですから、朝にケアをする場合は必ず日焼け止めを一緒に塗るのがコツ。
他にも、日焼け止めにも保湿効果のあるようなものを選べば、乾燥による肌のくすみを防げますし、衣服との摩擦による負担も減らすことができます。
体のくすみやシミ、黒ずみケアと言うのは1日や1週間程度ですぐに効果の見えるものではありませんが、長く続けることで、ワントーン明るい素肌になっていることに気が付けるはずです。
ボディの美白はとにかく続けることが大事なので、なかなか効果が出ないな…と感じても、少なくとも2ヶ月~3か月は続けるようにしてみましょう。
そして、身体の中でも特にシミなどが気になる部分は、顔用の美白製品で構わないので、コットンに美白化粧水などをしみこませて部分的にケアをするのもおすすめ。そのあとはボディ用の美白製品で保湿をしておけば少しずつ結果が出るようになるはずですよ。
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まとめ
- シミや黒ずみはメラニン色素の過剰生成でできる
- 美白アイテムはビタミンC誘導体などの効果的な成分が入っているか確認する
- 入浴後の肌が柔らかい時に美白アイテムを使うのがベスト