皮膚科でのシミ治療はどんなことをするの?保険は効く?

シミ 皮膚科

加齢とともに気になるシミですが、皮膚科で保険が効くこともあるビタミンを使ったシミ治療を検討したことがある方も多いのではないでしょうか。

皮膚科でのシミ治療法や、治療には保険が効くのかについてご説明します。

皮膚科でのシミ治療とは?

皮膚科でのシミ治療には主に4つの方法があります。

シミ治療方法を自分で調べてこの方法が良いと決めている方もいらっしゃるかもしれませんが、医師の判断がなく自分で治療法を選択するのは危険です。

皮膚科ではまず医師がシミの種類を見極め、それに合った治療法を勧めてくれます。例えば、肝斑はレーザー治療ができずかえって悪化させてしまいかねません。

シミ治療の方法と料金、それぞれの治療法には保険が効くのかについて解説します。

レーザー治療

レーザー治療はメラニンを破壊するシミの治療方法です。

シミの治療と聞くとまずレーザー治療を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。レーザー治療では一般的に保険は適応されず、1mm~2mm程度で約1,000円の費用が発生します。ただし、厚生労働省から認可が下りているレーザー機器を使った治療であれば、保険が使えることもあります。

レーザー治療では他にも照射後に貼るテープ、メラニンが再生するのを防ぐためのハイドロキノンの費用が別途かかります。

来院は施術時だけではなく、施術をしてから1週間~10日後にも必要となります。

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フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは光を当てることによってメラニンを浮き上がらせ、肌のターンオーバーを利用してシミを自然にはがしていくシミ治療方法です。

即効性がある方法ではなく、効果が表れるまでに数日かかり、更に治療が完了するまでに1ヶ月に1回程度の照射を5回ほど行わなくてはいけません。

フォトフェイシャルは保険適応外の治療となり、1回約2~3万円なので比較的高額な治療方法だと言えます。

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外用薬

シミ治療の外用薬として有名なのは、ピーリングと似た作用を持っていてメラニンを排出させて角質をはがし、皮膚の再生を促すトレチノインと、美白剤の一種とされるハイドロキノンです。

どちらも効果が強い薬なので、トレチノインでは赤み、ハイドロキノンでは皮膚の色がまだらになってしまう副作用が起こることもあるので要注意です。

トレチノインは保険適応外で、濃度0.05%のものが5gで1,500円前後で、治療期間は約2~3ヶ月程度かかります。比較的早く改善できるシミもありますが、肝斑など改善に時間がかかるシミもあるのが特徴です。

トレチノインと同じようにハイドロキノンも保険適応外となり、濃度5%のものが5gで1,000円~2,000円程度かかるのが一般的であり、治療期間は半年くらいかかります。

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内服薬

シミ治療は基本的に美容目的とされ、内服薬であっても保険が使えません。ただし、実際にビタミン類やトラネキサム酸などを保険診療で処方している皮膚科もあります。

本当はダメだとされているシミ治療での保険適応なので、もちろん保険適応外の治療と併せて行うことはできないなどの制限はかかります。

内服薬の料金は保険が使えるかどうかによっても異なりますが、1,000円~3,000円程度が目安となります。

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シミ取りで保険は適応される?

シミ取りは一般的に美容皮膚科で行っているイメージが強いですが、内服薬では一般の皮膚科で保険が適応できる場合もあります。

ただし、保険適応ができる治療方法では即効性がない場合もあるとともに、保険適応ができる治療では美容皮膚科の範囲となる効率的な治療が行えなくなる可能性もあります。

シミ取りは基本的には美容的な治療となるので、皮膚科に行く際には保険は使えないと思っておいた方が良いでしょう。もし、どうしても保険を使いたいと言う場合には、事前に保険診療ができる皮膚科を探すというのも一つの方法です。

保険が適応される皮膚科だったとしても全ての治療に適応できる訳ではなく、使える可能性があるのはレーザー治療と内服薬の一部のみでフォトフェイシャルや外用薬には今の時点ではまだ使えないということを覚えておいてください。

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自己判断せず医師に相談を

何となく自分でシミが増えてきたと思うこともありますが、治療のことを考えて保険がきかないのが基本だということを知っていると皮膚科に行くのをためらってしまいますよね。

実際にシミを治療することになっても、その数が多ければ多いほど治療が大変になってしまうので憂鬱な気持ちになってしまいます。

しかし、中にはシミだと思っていたのが実はアザだったというパターンもあります。シミとアザとでは全く異なるように思えますが、アザの中にはシミとは見分けがつきにくいものもあるので要注意です。

つい自己判断をしてしまいがちなシミですが、やはり自分で見てもハッキリとこの種類のシミだということはわからず、専門家である皮膚科医の目で見なければどの種類のシミであるかや、すぐに治療が必要かを判断するのは難しいと言えます。

シミ治療の中には高額なものもあるので治療を受けることは決めていなくても、まずは皮膚科で医師に相談してみることがとても大切です。

軽い気持ちで自己判断をしてしまうとシミを更に悪化させてしまうことにもなりかねないので、医師と相談をした上でシミのタイプに合った治療法を選ぶようにしてください。

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まとめ

  • 皮膚科でのシミ治療は、レーザー治療、フォトフェイシャルが主な治療法。処方薬は外用と内服。
  • 基本的にシミ治療は美容目的とされているため、保険は適用されるケースが少ない。フォトフェイシャルや外用薬には現状保険は使えない。
  • 医師と相談をした上でシミのタイプに合った治療法を選ぶことが賢明。