いちご鼻がワセリンで治る?効果がないって本当?

いちご鼻 ワセリン

保湿剤として使用されるワセリンでいちご鼻が治るという民間療法的なものをご存知でしょうか。もし、それが事実であれば、高価な化粧品を購入せずに簡易的にケアできるのでありがたいですよね。

実際にもTwitterや、ブログなどでワセリンによる黒ずみ解消の仕方が紹介されています。

そんなワセリンとはどのような成分で、種類があるのか。実際にいちご鼻のケアが可能か否かを検証します。

いちご鼻にワセリンの効果があるとされる説

いちご鼻にワセリンの効果があるとされる説は次のにようなことからです。

毛穴に詰まった角栓を溶かす働き

鼻の毛穴に詰まった古い角質や皮脂が角栓というラード状の塊になっています。油分であるワセリンが角栓を溶かすという意味で、ワセリンがいちご鼻のような黒ずみを解消してくれると期待がもたれているのでしょう。

オイルクレンジングなどで油分の多いメイクが落としやすいという意味では同じ考え方ですね。

関連記事その場しのぎじゃ治らない!いちご鼻の改善方法

潤いを逃がさない効果

ワセリンは、肌の中に浸透する性質はありません。肌の上にのせて、中の水分を逃がさないようにする働きを持っています。こうした事から、肌の保湿維持をしてニキビや炎症の原因となる細菌や雑菌などの外部刺激を入れにくいバリア効果が期待できるでしょう。

関連記事パック派?オイル派?いちご鼻の改善方法7つ

ワセリンが万能であるという強いイメージ

ワセリンは、いちご鼻対策だけでなく、様々な用途として使用されている事をご存知でしょうか。例えば、赤ちゃんのオムツかぶれ、手荒れ、リップケアなどをはじめ、枝毛や切れ毛のトリートメント、クレンジングなどとして使用されているのです。

そこで、「いちご鼻にも効果があるのでは?」という毛穴悩みを抱えた人から提案が生まれたのではないでしょうか。 こうして、家庭に一つあると重宝してしまうワセリンに対して、いちご鼻悩みを含むあらゆる万能効果を期待してしまっている方も多いのでしょう。

関連記事ニベアでいちご鼻改善?!保湿のしすぎも要注意!

ワセリンの効果はいちご鼻にはない説

「ワセリンの効果がいちご鼻に適切!」という説がある一方で、ワセリンにはいちご鼻を改善する説はない!とされる理由もあります。その理由は以下のような詳細があげられます。

ワセリン自体の潤い力がない

ワセリンは、皮膚の表面に膜をかけるように内側の水分を逃さないようにする効果が期待できます。あくまでも、外側でサランラップのようにベールをかける蓋のような役割をしてくれるのですね。と言うことは内側で水分をつくる機能がないのです。

黒ずみは自ら改善しようとする力がないと改善されないものですから、この時点で、ワセリンがいちご鼻の回復力に効果を示しているとは考えられないでしょう。

関連記事万能アイテムのワセリンは肘や脇の黒ずみにも効果はあるの?

メラニンを抑制する力がない

ワセリンには、活性化したメラニンを抑制させる美白作用がありません。いちご鼻の原因には、メラニンの増加もあげられますが、それを抑えるべき成分はアルブチン、コウジ酸、カモミラなどの美白作用のある成分です。

残念ながらワセリンには、こうした美白成分が配合されていないため、確実にいちご鼻を改善させる事はできないのです。

関連記事黒ずみにおすすめの美白クリーム3選&選ぶ時のポイント

紫外線にあたると悪化する

ワセリンは基本的に、オイル系の成分です。という事は、ワセリンをつけて長時間日光に当たる事は、紫外線によりシミやニキビ跡、毛穴メラニンを作りやすい状況にしてしまうのです。

また、紫外線が当たる事でワセリンの成分が黒く酸化してしまう事になるでしょう。そうなれば、ワセリンでいちご鼻ケアをする事が本末転倒という事になりかねませんね。

ワセリンとは

ヴァセリン

ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g
引用元:Amazon

 
ワセリンとはどのような種類があって、成分はどのようなものでしょうか。SNSなどでは、ワセリンの利用価値について幅広く投稿されているなどして、再び注目を集めています。

ワセリンの種類について

ワセリンには以下のように大きく3つに分けられます。不純物がどれだけ取り除かれているかによっても名称が違います。

白色ワセリン

ベンゼンなどの石油系不純物が多少残っているワセリンです。ですが、肌には全くと言って良いほど悪い影響を及ぼしません。

プロペト

皮膚科医や小児科医がよく処方するタイプのワセリンです。肌の弱い赤ちゃんのオムツかぶれにも対処した、優しいワセリンと言えるでしょう。

ヴァセリン

ドラッグストアなどで一番手軽に購入できるワセリンがヴァセリンという名称のものです。また、保存性にも長けているため、家庭用としては、一番使用されていると言っても良いでしょう。こうしたいちご鼻などのケアには、ヴァセリンが使用される事が多いと言えます。

ワセリンの成分とは

ワセリンは、石油系の性質を持ち合わせています。灯油やガソリンなどを生成する過程で“ペトロラタムゼリー”という物質が残留するのです。その成分をさらに生成し、不純物を取り除いたものがワセリンと言えるでしょう。

ワセリンが石油系の成分を持ち合わせていると知ると、「肌には大丈夫なの?」「万が一口に入ってしまったら不安…」など安全面で心配する人もいます。ですが、ワセリンは赤ちゃんの繊細な肌にも安心して使用できます。

また、万が一口に入っても体内に吸収されずに排出されるため問題のない製品なのです。

ワセリンを使用するなら紫外線は絶対に避けて!

ワセリンは角質を柔らかくして、古い角質を取り除くという意味では、いちご鼻ケアとして取り入れても良いでしょう。その際は、必ず紫外線に長時間当たらない事がポイントです。

万が一、長時間紫外線に当たる事で、酸化、シミなどの黒ずみをよりひどくしてしまいます。ですが、いちご鼻の要因は古い角質だけでははありません。美白ケアが必要なメラニン生成が関係しているケースが多いのです。

こうしたメラニンケアは、到底ワセリンでは対処できないものです。本格的にいちご鼻のケアをしたいならば、黒ずみの原因に総合的に働きかける黒ずみケアを使用する方が、効率良くいちご鼻が緩和されるでしょう。

関連記事全身に使える美白系スキンケア「ホスピピュア」

まとめ

  • 油分であるワセリンが角栓を溶かすという意味で、ワセリンがいちご鼻のような黒ずみを解消してくれると期待がもたれている。
  • ワセリンには美白成分が配合されていないため、確実にいちご鼻を改善させることはできない。
  • 古い角質を取り除くという意味では、いちご鼻ケアとしてワセリンを取り入れても良いでしょう。その際は、必ず紫外線に長時間当たらないようご注意を。