
黒ずみのセルフケアに行き詰まり、限界を感じていませんか?
脇、小鼻、肘の黒ずみを皮膚科で治す方法や効果、評判、費用の情報をお伝えします。
受診前に気になるのは、「どんな治療がされるのかよく分からない」、「いくらかかるのか分からない」、「本当に効くのか分からない」の3点に尽きます。皮膚科治療が黒ずみ除去に効果があることは間違いありませんが、費用が高過ぎると手が出ません。コスパを念頭に置きつつ、最善の黒ずみケア方法を探りましょう。
リスクについても、お医者さんより詳しくお伝えします。
この記事の目次♪
1年間7万円の投資を台無しにする脇の黒ずみ
黒ずみを皮膚科で治そうと考える患者さんの大半が、脇の色素沈着に悩んでいます。
黒ずみとムダ毛は脇の2大トラブルです。いくら永久脱毛でムダ毛をつるつるにしても、脇が黒ずんでいたら堂々と人目にさらすことができません。
- ノースリーブだと電車のつり革につかまれない
- 腋毛が見えるので手を振れない
そんな悩みを抱えて永久脱毛コースを組んだのに、「よけいな毛がなくなったら黒ずみがかえって目立つようになった」なんて衝撃の結末を迎えたら洒落になりません。
両脇のムダ毛は2~3ヶ月に1度のペースで5回以上レーザーを照射して、ようやく無毛状態に近づけることができます。最低でも1年は通わなくてはなりません。
例えば某有名クリニックの1年間フリープランは7万円もします。1年間かけて7万円も投資した結果、黒ずみと言う新たな壁にぶちあたってしまったら目もあてられませんよね。残念ながら、このパターンは珍しくありません。
脇は顔以上にデリケートで、色素沈着が起きやすいパーツです。普段腋毛に隠れて自覚しにくいものの、改めて脇を観察してみるとどんより黒ずんでいることに気づくはずです。
関連記事「魅せるワキ」になりたい!脇の色素沈着を防ぐための方法って?
脇、肘の黒ずみ処方薬に共通する“あること”とは?
皮膚科で黒ずみを治療すると、市販の美白クリームよりも強力な塗り薬を処方して貰えます。
脇や肘の黒ずみには、ハイドロキノンやトレチノイン、ビタミンC誘導体が処方される確率が高いでしょう。
メラニン色素を生成する酵素チロシナーゼを抑えるハイドロキノンは、一番強力で即効性も高く“肌の漂白剤”とまで賞賛されています。
ピーリング作用に優れたトレチノインは、新陳代謝を促すことで肌の奥のメラニン色素を排出し、黒ずみを薄くすることができます。
メラニン色素の生成を抑えるビタミンC誘導体は、皮膚の浸透率も抜群です。
この3種類の塗り薬に共通しているのは、肌が乾燥しやすくなることです。これらの塗り薬で脇や肘の黒ずみを治す時は、保湿対策が欠かせません。
美白剤と一緒に保湿剤が処方されますので、外用剤の代金に保湿剤分のプラスアルファがかかることを想定しておきましょう。
関連記事皮膚科でもらえる美白に効果的なハイドロキノン、トレチノイン
治療費が倍になるからくり
黒ずみを皮膚科で治す時、真っ先に思い浮かぶのはハイドロキノン治療かも知れません。自由診療扱いになりますが1ヶ月分5,000円から7,000円で処方して貰えます。
ところが、実際に受診すると、1万円では済まないケースが多いようです。ハイドロキノンは浸透性が悪いので、トレチノインを併用しないと思うような効き目を感じにくくなるからです。
トレチノインはハイドロキノンよりも1,000~2,000円高いので、結局1月分で合計15,000円前後の塗り薬代がかかります。濃度は肌質や黒ずみ具合を診て担当医が判断しますが、含有率が多くなればなるほど値段も高くなります。
ビタミンC誘導体も一緒に使うと効きが強くなりますが、当然その分治療費も高くなります。予算とも相談しながら、どの塗り薬を使うのか決めましょう。
効き目の強い処方薬は計画的に使うので、大体3ヶ月間のプログラムが組まれます。つまり、15,000円のハイドロキノン&トレチノイン併用治療を行うなら、3ヶ月分で45,000円かかる計算です。
お医者さんが口にしたがらない黒ずみ治療リスク
皮膚科の黒ずみ治療は結構お金がかかる、と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょか。
確かに黒ずみを皮膚科で治すのは高くつきますが、市販品を使うセルフケアよりも効き目を実感しやすいことは間違いありません。当然、威力が強い分副作用リスクも避けられません。
特にリスクが高いハイドロキノンは、白斑が生じる恐れがあります。副作用リスクについて軽くしか触れないお医者さんも少なくありませんが、白斑とは皮膚が部分的に真っ白になる肌トラブルです。
赤みや炎症は序の口でいずれおさまるものですが、白斑は自然治癒しにくく、専門的な治療が必要なのでご注意下さい。
濃度が高いハイドロキノンは、発がん性も指摘されています。
ちなみに、同じ黒ずみ治療でも小鼻の黒ずみは汚れが原因なので、深刻な副作用の心配がない手軽なアプローチできれいにすることができます。ディープクレンジングやイオン導入、ケミカルピーリングなどエステ感覚の治療法が効果的です。
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まとめ
- 脇、肘の黒ずみを皮膚科で治療するなら塗り薬が手軽
- 代表的な塗り薬はハイドロキノンとトレチノイン、ビタミンC誘導体など
- 美白力が高いハイドロキノンは白斑など深刻なリスクも